新幹線乗り場から急に走り出した兄弟 エスカレーターを下り、反対ホームの私をめがけてやって来る(青森県・50代男性)
「どうしたの?」と尋ねたら
その間の少しの会話から、仙台駅までママが送ってくれたこと、ママは仕事があるからすぐ帰ったこと、那須塩原のおばあちゃんの家まで兄弟2人で行くこと、不安になったら制服を着た駅員さんに尋ねるようママの教えがあったこと、那須塩原のホームにはおばあちゃんが迎えに来ること、を教えてくれました。
那須塩原へ向かう新幹線のホーム、号車乗り口まで来て「じゃあ気をつけて行くんだよ」と手を振り、また盛岡方面のホームへ戻りました。
反対ホームの兄弟が気になり、様子を目で追いかけていると、兄弟が急に走り出しエスカレーターを下りていく様子が。
さっきの兄弟が、また私の前まで走ってきました。
「どうしたの?」
と尋ねたら
「ありがとうございました」
と缶ジュースを1本私に届けてくれたのです。お礼が言いたかったらしいです。
あれから数十年、夏が来るたび思い出します。心がほっこりの思い出です。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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