埼玉県在住の40代女性・Tさんが思い出したのは、東京・足立区で暮らしていた時の出来事。 その日、彼女は大雨の中を自転車で走っていた。 後ろには4歳の娘を乗せ、カバーがあるからと安心していたのだが......。 画像はphotoAC <Tさんからのおたより> 当時私は東京の足立区に、4歳になる娘と2人で暮らすシングルマザーでした。 自転車で25分かけて保育園の送り迎えをしていました。 晴れた日は、後ろに乗せた娘としゃべりながら快適に行けました。でも雨が降ると、娘には大人みたいに「濡れないようにしよう」という感覚がなく、カッパを着ていてもびしょ濡れで......。 車に乗った中年男性が その頃は自転車の子供用カバーなど無かったので、仕方なくベビーカー用のレインカバーをすっぽりかけて保育園まで行っていました。 ある日のお迎えの時のことです。台風が近づいてきていて、夕方になるほど雨と風が強くなり、帰宅の時にはちょうどピークになっていました。 自転車を漕ぐと私が息出来ないくらいの強風で、前もまともに見られません。 それでも娘にはレインカバーあるからと安心していて、前に進む事に必死でした。 雨の中を走っていたら(画像はphotoAC) しかし、しばらく進むと1台のワゴン車が止まり、中から50代くらいの男性に声をかけられました。 「お母さん、カバー外れて娘さんびしょ濡れだよ!」 娘をみると雨でびしょびしょでした。 自宅の場所を聞かれて 続けて男性に「家どこ!?」と聞かれて「椿です」と話すと「まだ遠いよ。自転車も乗せられるから乗って行きな!」と手際よくワゴンに自転車をのせて、私達親子を座席に座らせて自宅前まで送ってくれました。 帰りも手際よく自転車を降ろしてくださって、「じゃあ!」とひと言車で去って行かれました。 中年男性が家まで送ってくれて(画像はphotoAC) あの時は、若く必死だったので余裕もなくただ「ありがとうございました」ということしかできず今でもふっと思い出します。 思い返しては自分の無謀さの反省と、男性への感謝の気持ちで溢れます。心からありがとうを言いたいです。 なにかの形でこの思いが届けばとメールさせていただきます。よろしくお願いいたします。 あなたの「やさしい思い出」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る (※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)