ミラノ・コルティナ五輪で活躍した日本人選手たちを陰で支えていたのが、実は「おにぎり」だったというエピソード、ご存じだろうか。美食で名高いイタリアでも、やはり日本人はお米を食べないと力が出ない、と妙に納得させられた。 ご飯をおいしく食べるために人気があるのが、ふりかけ「ゆかり」。あまりにも有名な商品なので、知らないという人は少ないだろう。アツアツの白米にかけて食べると、一杯くらいサラッといける。食欲がないときも、重宝するご飯の友だ。 ゆかり(画像提供:三島食品) この「ゆかり」を販売するのが、広島市に本社を置く「三島食品」。同社は「ゆかり」「あかり」「かおり」という三姉妹シリーズを販売しており、最近は「ひろし」「かつお」「しげき」という男の子名を持つ商品も加わって、今や大家族となっているようだ。 そんな中、いま大きな注目を集めているのが、2026年1月26日発売の新商品「ひでき」の登場だ。 「ひでき」(画像提供:三島食品) 「ひでき」と聞いて、広島出身の大スター「西城秀樹」を連想する人も多いようで......。 Xにはこんな声が寄せられている。 「このヒデキってどうしても西城秀樹が頭に残る昭和世代」 「ひできを食べて感激したい!」 「昔から大大大ファンシリーズですが ついにひでき?ネーミング面白いです」 「ネーミングセンスがほんまにおもしろすぎて最高です!」 「ひできさん以外にもこんなにいっぱい 人の名前シリーズがあったんですね」 なぜ、「ひでき」になったのだろう? 三島食品に詳しい話を聞いてみよう。 首を右に45°傾けて、偶然発見した 「ひでき」(画像提供:三島食品) Jタウンネットの取材に応じたのは、三島食品の広報担当者。 実は、「ひでき」という商品を作ってほしいという消費者の声は、ずいぶん前から届いていたという。 「人のお名前のようなシリーズ商品がまだ少なく、『ふりかけ3姉妹』+○○くらいだったときから、『ひでき』を商品名に推すお客様の声が多くありましたが、そのときはイメージできる食材の見当がつかず、時が流れていました」 では何故、2026年になって「ひでき」は生まれたのか? それは、ある〝気づき〟があったからだった。 「とある日、何気なく『ひでき』の文字を、首を右に45°傾けて眺めてみると『で』の中に『じ』という文字が隠れていることを偶然発見しました」(三島食品広報担当) なるほど、そうだったのか! 「ひでき」は混ぜご飯の素、ひじきを醤油や昆布エキスなどでバランスよく味付けした、コクと香り豊かな混ぜごはんの素である。 なぜ「ひじき」が「ひでき」なのかと思っていたが......もう忘れることはなさそうだ。 Xには、「ひできのでの字が少し変と思ったら、横棒と"じ"を合わせた様なデザインになってて面白い。[ひじき→ひ?じき→ひでき]なのね」と、細かく指摘する声もあった。 また「ひでき」は、ごはん以外にも調味料として使用することができる。もやし和えや和風パスタ、玉子焼き、豆腐を使った白和えなどのアレンジもオススメだ。冷蔵庫内の余り物を効果的に活用できる、という手もあるらしい。 「ひでき」アレンジメニュー(画像提供:三島食品) 「ひでき」アレンジメニュー(画像提供:三島食品) 「ひでき」のネーミングについて、三島食品広報担当は、「西城秀樹さんは関係ありませんが、西城秀樹さんのファンの方には喜んでいただいているようで、嬉しく思います」「広島県在住の方だけでなく、全国の方からお取り扱い店舗についてや、喜んでいただけたお声をいただいております」とコメントした。 続々と増え続ける、「ゆかり」ファミリー。 余談だが、「ゆかり」「かおり」「あかり」が「ふりかけ3姉妹」であるという関係は公式で決まっているが、その他の商品については誰がどの立ち位置か、というのは決まっていないそうだ。 「皆様に関係性を自由に想像して楽しんでいただくためです」(三島食品広報担当) ファミリーのみなさん(画像提供:三島食品) というわけで、ゆかりファミリーでご飯を美味しく食べる工夫も、ファミリーの関係性も、想像力を働かせて色々考えてみてはいかが?