「え、めちゃいい!」「楽しい!」 東横インの一部店舗で味わえる〝変わり種バイキング〟に2.2万人興奮
ホテルの朝食といえば、色んなメニューがズラリと並ぶバイキングだが、こういうのも、かなりいい!
ワクワクする朝食メニューが、X上で注目されている。
「ホテルの朝食がおにぎりバイキング!
メニューを絞る代わりかもしれないけど、
すごくいい!!」
2025年11月30日、Xユーザーの柚子(@_yuzu_40)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、カゴの中に並べられたいくつものおにぎりたち。
「唐揚げ」「ツナ」「枝豆と昆布」、さらには「ご当地メニュー」として「穴子めし」。かなり豊富なバリエーションだ。
柚子さんが体験した〝おにぎりバイキング〟朝食に、X上では2万2000件以上のいいね(12月16日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「え、めちゃいい!」
「楽しい!」
「どうせワカメや昆布でしょ? と見たらゴーカじゃないですか!!」
このステキな朝食バイキング、一体どこで食べられるの? Jタウンネット記者は12月2日、投稿者の柚子さんに話を聞いた。
メリットは3つ
柚子さんが〝おにぎりバイキング〟を体験したのは東横インの堺駅前店。
体験した感想を尋ねると、3つの利点があったという。
「トングやしゃもじを持ち替えたり料理をこぼしたりすることなく、手軽に選び取れること。
その結果として、朝の混み合う時間帯もほとんど行列ができないこと。
一般的なビュッフェ形式朝食では登場しにくい食材(たらこやツナや穴子)を楽しめること」(柚子さん)
料理の乗ったトレーを持って歩き回り、時には列にも並ばなきゃいけない......そんな煩わしさとほぼ無縁の朝食というわけだ。
ちなみに、おにぎりの他にもパンや汁物(味噌汁やスープ)、飲み物もあったとのことで、パン派も安心である。
ご当地モノもあります
東横INNの朝食は、定番の「ビュッフェstyle」、食事系やデザート系など様々なサンドイッチが並ぶ「いろいろサンドstyle」、数種類のおにぎりと味噌汁がメインの「具おにぎりstyle」の3つの形式があり、店舗によってどのスタイルかが違う。
記者が12日、「具おにぎりstyle」について東横インマーケティング部広報の水谷悠佑さんにも話を聞くと、そのこだわりについて語ってくれた。
「このスタイルは、おかずとしても満足できる具材をふんだんに使ったおにぎりをご提供する朝食です。鮭・梅・ツナマヨ・たらこなど定番の具材に加え、日替わりでボリュームたっぷり具材(唐揚げやえびフリッター、カニカマ天ぷら、ご当地の味など)をご用意しています。
加えて必ず3種類のスープ(具だくさんの味噌汁やスープ)、また野菜ジュースなども揃え、朝からしっかり栄養を摂っていただけるよう工夫しております」(水谷悠佑さん)
また、東横インの朝食では店舗ごとにその土地ならではのご当地メニューが提供されており、それは「具おにぎりstyle」提供店でも同様だ。
「ご当地メニューはおにぎりの具でない場合もあり、スープや飲み物が対象となっている店舗もございます。その中で名古屋エリアでは『天むす』、大阪エリアでは『肉吸い』と組み合わせたおにぎりが並ぶこともあります。
全国各地のホテルでその地域の〝味〟や特産品をおにぎりの具として取り入れることで、その土地らしさをご朝食から感じていただけるようにしています」(水谷さん)
おいしさや種類、栄養面に加えて「その土地ならでは」の食体験にもこだわった「具おにぎりstyle」の朝食。
宿泊客からの評判も上々で、体験レビューでは「種類豊富なおにぎりがおいしい」「手軽で泊まりの朝にぴったり」といった評価が。
また、SNS上でも「具が大きく味噌汁も具だくさんで朝から満足感がある」「複数個のおにぎりを食べた」といった投稿を確認しているそうだ。
「SNS上でも『具おにぎりstyle』は多くの投稿やリアクションがあり、関心をもっていただきとても嬉しく思います。
2024年より『おにぎりアクション』というSNS投稿を通じた社会貢献活動にも参加しています。このような背景もあり、SNSでの反響を励みに、今後もより多くのお客さまに親しみやすく、朝から元気になれるサービスを提供してまいります」(水谷悠佑さん)
どの店舗が「具おにぎりstyle」を提供しているのかは、東横イン公式サイトのホテル検索結果画面や、各館の詳細ページで確認することができる。
旅行や出張の際は、近くの東横インの朝食はどのスタイルなのか見てから、予約してみるのもいいだろう。
ホテルの朝食がおにぎりバイキング!
— 柚子 (@_yuzu_40) November 30, 2025
メニューを絞る代わりかもしれないけど、
すごくいい!! (((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/xutiolU608