「夢にでてきそう」「発案した人天才」 木の代わりに〝アイツ〟を1111本...すみだ水族館のクリスマスツリーに2.7万人驚がく
テーマは「豊作」
「オオサンショウウオツリー」とは、京都水族館が2013年から毎年作っているものだ。
同館の人気オリジナルグッズ「オオサンショウウオぬいぐるみ」を積み上げてクリスマスツリーに見立てている。
記者の取材に応じた企画広報チームスタッフの吉永音夢さんによると、毎年異なるテーマのもとにデザインを考え、アイデア出しから制作まで、全て水族館スタッフが担当して作っているという。
そして、2025年のテーマは「豊作祈願」だ。
「京都水族館の『京の里山』エリアでは、毎年春から秋にかけて米作りを行っております。今年は例年に比べ米の収穫量が減少いたしました。また全国的に米の収穫量減少や価格高騰が見られ、私たちの生活にも影響がありました」(吉永さん)
そこで、2026年は実りの多い豊かな1年になるよう願いを込め、テーマを決定。
京都府の五穀豊穣を祈願したお祭りのモチーフなど、1つ1つ手作りで飾りを作り、ツリーに加えている。
早くもクリスマス気分を盛り上げてくれる、水族館らしさが爆発したツリー。
SNSで注目を集めていることについて、すみだ水族館の坪井さんと京都水族館の吉永さんは、それぞれこうコメントしている。
「想像以上の反響をいただき大変驚いています。販売できなかったぬいぐるみたちが、来館された方だけでなくSNSを通じて多くの皆さまにお楽しみいただけているようで嬉しいです」(坪井さん)
「今後もすみだ水族館『チンアナゴツリー』と京都水族館『オオサンショウウオツリー』、どちらもお客様に愛されるような企画として続けていければと思っております」(吉永さん)
街中でイルミネーションに彩られたものも素敵だけれど、今年の冬はちょっと趣向を変えて、〝水族館のクリスマスツリー〟を楽しんでみては?
「チンアナゴツリー」はすみだ水族館6階特設スペースで25年11月18日~26年1月12日まで、「オオサンショウウオツリー」は京都水族館2階「山紫水明」エリア入り口で25年11月18日~12月25日まで展示予定。
すみだ水族館
所在地:〒131-0045 東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F公式サイト:https://www.sumida-aquarium.com/
京都水族館
〒600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)公式サイト:https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
\ チンアナゴツリーが登場???/
— すみだ水族館【公式】 (@Sumida_Aquarium) November 18, 2025
1,111匹のチンアナゴたちが群れています!
よ~くみるとケンカをしているコも!拡大してみてね??
ぜひ、お越しください! pic.twitter.com/7NcEuLJaCI