青森生まれのサクランボ「ジュノハート」がめっちゃスゴい 抜群に甘くてデカくて溢れる果汁で溺れそう!
皆さんが「青森県」と聞いて思い浮かべるものは?
......多くの人はきっと、リンゴをイメージしたはずだ。
でも、こっちの赤い実にも、ぜひ注目してもらいたい。

その名も、「ジュノハート」。青森県で生まれた、新品種だ。

見て! このピカピカで真っ赤なサクランボ!
1粒1粒が大きくて、箱を開けた瞬間はビックリ。ミニトマトが並んでいるのかと思ったほどだ。

サクランボって余裕で1口で食べられるけど、ジュノハートは1粒で口の中がいっぱいになる。しかも、ハリのある皮をプツッと噛み切ると果汁があふれ出す!
会社のみんなで分けて食べたところ、「サクランボじゃない量の果汁が口の中に来ますね」と呟いた人もいた。

その果汁はとても芳醇な香りで、とても甘い。いうなれば、濃縮したサクランボジュースを飲んでいるような感じ。今まで食べてきたサクランボよりも、ずいぶん酸味が少ないように思えた。
もちろん果肉も食べ応え十分。普段食べているサクランボの3粒分くらいは可食部があるんじゃないか? と感じるほどだった。
佐藤錦と比べてみると...
それもそのはず。一般的な佐藤錦ならLサイズ(直径22ミリ以上)から2Lサイズ(直径25ミリ以上)が「大玉」と言われるところ、ジュノハートは3L(直径28ミリ以上)が主体。直径31ミリ以上の4Lサイズも珍しくなく、直径37ミリ以上の6Lサイズができることもあるんだとか。

ちなみに糖度は一般的な佐藤錦が16~18度と言われている中、ジュノハートは約20度。そりゃ甘いわけだ。

リンゴを風から守るための防風林として木を植えたことに始まるという、青森県のサクランボ栽培。「さすが青森」なスタートを切った後は、観光農園としても人気になり、徐々に盛んになっていったという。

そして、青森県三戸郡五戸町にある「りんご試験場県南果樹部」(現・りんご研究所県南果樹部)で20年以上にわたって重ねられた研究の結果として生まれた、甘くて大きなサクランボが「ジュノハート」。愛らしいハート形と、家庭の幸福をつかさどるローマの女神「JUNO」にちなんで名づけられた。
2025年は5月中旬に加温ハウス栽培の「ジュノハート」の出荷がスタート。6月下旬からは露地栽培の「ジュノハート」の収穫も始まる。
青森県内では、青森市、弘前市、八戸市の百貨店などを中心に販売。首都圏では伊勢丹新宿店や新宿高野のほか、高級スーパーで。関西圏では阪急うめだ本店や大丸京都店、中京圏では松坂屋名古屋店、また、各種ECサイトで取り扱われる予定だ。
青森県 南部町 「ジュノハート」 15粒(3L~4L)