このロゴに「9種の動物」が描かれています 安佐動物公園のX投稿に1.6万人驚嘆「デザインした人スゴい」
「七匹まではわかった」

ゾウの中に隠れていたのは、
鷲(右耳のあたり)
オオサンショウウオ(右目)
ツキノワグマ(左目のあたり)
タンチョウ(右耳の下部から鼻の下あたりまで)
魚(鼻のシワ)
レッサーパンダ(タンチョウの下)
ミーアキャット(左足の中ほど)
亀(左足の先)
の8種類。
さて読者の皆さん、見つけられていただろうか?
Xユーザーからもこんな声が寄せられていた。
「タンチョウは気付かなかった」
「タンチョウとサカナは難易度高過ぎる」
「タンチョウおったんか~!!」
「カバかと思ったらサンショウウオだった」
「まさかのレッサーパンダ」
「七匹まではわかった」
見事にシルエットと化しているタンチョウは、やはり難しかったようだ。
いったいなぜこんなマークにしたのか? その狙いについて、広島市安佐動物公園に聞いてみた。

Jタウンネットの取材に応じた広島市安佐動物公園管理課企画広報係の担当者によると、現在のロゴマークは、2013年から使用されている。元々アフリカゾウをモチーフにしたロゴがあったが、より市民に親しまれるロゴを制作することとなり、ロゴマークデザインの共同研究として広島市立大学に依頼したという。
「デザイナーのナターリャ・ガリャーシン氏によるデザインのため、詳細は分かりかねますが、元々あったゾウのロゴ(現在も県道の看板などで使われているもの)が広島市民にすでに浸透していたため、それを元に作成したと聞いております」(企画広報係担当者)
ナターリャ・ガリャーシン氏は当時、広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科で非常勤助教を務めていた。ゾウのシルエットにいろいろな動物が隠し絵として登場する仕掛けは、彼女のアイデアから生まれたようだ。

総勢9種の動物からなるロゴマークの真相にはX上で1万6000件を超えるいいねのほか、
「おしゃれなロゴよなぁ」
「隠し絵アイコンって面白いよね アイデアないす~」
「これはほんまいいデザイン」
「デザインした人スゴいです」
など、絶賛の声も数多く寄せられている。
Xで話題になっていることに対しては、担当者は「多くの方が当園のロゴへ関心を持っていただき、大変うれしく思っております」と感謝を述べた。
「元々、安佐動物園のことをご存じだった方も、このロゴをきっかけに知ったという方も、このロゴの元となったゾウやツキノワグマ、オオサンショウウオなどの生きた姿を、ぜひ実際に見に来ていただければと思います」(同担当者)
安佐動物公園はGW中も通常通り営業中。西日本最大級の広さを誇る安佐動物公園では、人混みの多いGWでもゆったりと動物を見て楽しんでいただけるだろう、とのこと。
「アヌビスヒヒのお食事タイムやテンジクネズミとのふれあいイベントもありますので、ぜひお越しください」と語った。
健康管理と工事のためしばらく室内にいたアヌビスヒヒたち。工事が完了し、2月28日に再び外へ。
— 広島市安佐動物公園【公式】 (@asa_zoo) March 1, 2025
室内は外より暖かかったと思いますがよほど外に出たかったようです。#ASAZOO#ZOO#アヌビスヒヒ#工事 pic.twitter.com/YWaJgE0EAI
本日は当アカウントのアイコンにもなっている園のロゴマークについてご紹介します!
— 広島市安佐動物公園【公式】 (@asa_zoo) April 21, 2025
このロゴマークは平成25年より使用していますが、この象の中に8種の動物たちが隠れてるって知ってました?ぜひ見つけてみてくださいね。
園内ではロゴマーク缶バッジも販売中!#asazoo #zoo #安佐動物公園 pic.twitter.com/aqgYQ3j6xm