「どう見ても長ネギの化石で笑う」 博物館の展示に16万人驚がく→学芸員「天然無加工です」
話題性アリアリのネギ、期間限定展示から常設へ

2020年に話題になった際は、期間限定展示だった〝長ネギの化石〟。しかし、その後の2023年2月15日、同館公式アカウントは常設展示が決定したと発表。以降は現在に至るまでずっと展示されている。
「バズった後に、国立科学博物館および名古屋市科学館で開催された特別展『宝石 地球がうみだすキセキ』(2022年)や、ミュージアムパーク茨城県自然博物館で開催された企画展『ときめく石 --色と形が奏でる世界--』(2022年)などでも展示されました。こういった話題性から、当館へ返却されたのを機に常設展示することに決めました」(夏目さん)

常設展示になってからもその話題性は健在で、夏目さんによれば、現在でも〝長ネギの化石〟を見に来る人は「たくさんいると思います」。
「当館の『ネギ』は天然の鉱物そのままで加工はしていません。鉱物標本からは美しい色彩や整った形状といった自然が作り出す芸術性が感じられます。
自然史を扱う博物館では様々な鉱物標本を見ることができるので、ぜひ足を運んでいただき、その造形美を楽しんでみてください」(夏目樹さん)
今回、再び話題になったことで、さらに多くの人が〝長ネギの化石〟を見てみたくなったはず。生命の星・地球博物館にはほかの鉱石はもちろん、巨大な恐竜や隕石、昆虫などの実物標本もたくさん展示されているので、お休みの日に遊びに行ってみると楽しそうだ。
神奈川県立生命の星・地球博物館
所在地:〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499アクセス:箱根登山鉄道 入生田(いりうだ)駅から徒歩3分
公式サイト:https://nh.kanagawa-museum.jp/
どう見ても長ネギの化石で笑う pic.twitter.com/ZjlP5atfYC
— green101 (@green_vrc) April 13, 2025