コスパぶっ壊れ〝デカすぎソフト〟に10万人熱視線　「幸福度高し」「最高すぎます」

その「段数」は...

すなぎもさんが例のソフトクリームと出会ったのは今年の5月。東北一周旅行の最中に、岩手県花巻市のカフェ＆レストラン「マルカンビル大食堂」に立ち寄った際のことだった。

「アッサリ系でペロリと食べられました。最高デス」（すなぎもさん）

マルカンビル大食堂を運営しているのは、花巻市の上町家守舎という会社。19日に記者の取材に応じた同社事業推進室長の村本宣明さんによると、ソフトクリームはなんと「10段巻き」だ。

マルカンビル大食堂は、2016年に惜しまれつつ閉店したマルカン百貨店の展望大食堂を、上町家守舎が再オープンさせた店。

「往年の『デパートの屋上にあるような食堂』をコンセプトにやっているお店です」（村本さん）

10段巻きのソフトクリームは、そのワクワク感を利用者に楽しんで貰えるようにと提供しているものの1つ。百貨店の食堂時代からの名物で、「1980年頃からあると思われる」と説明する。

「最初は10段じゃなかったんですが、どんどん数が増えて今は10段で固定されています」（村本さん）

リーズナブルな価格も、「大衆食堂」というコンセプトから設定されている。「なるべくかつての大衆向けの雰囲気や価格で提供したい」という思いで、ソフトクリームや他のメニューを提供しているとのこと。

目にも楽しく、食べても美味しい10段巻ソフトに、X上では10万件以上のいいね（20日昼時点）のほか、こんな声が寄せられている。

「食べてみたい！」
「これは幸福度高し。最高のコスパですね」
「この価格でこれは最高すぎます。近場なら毎日いきたい」

なお、「10段巻ソフト」の価格は、すなぎもさんが訪問した5月時点では260円だったが、7月からは材料費高騰のため350円に値上がりしているとのこと。

それでもこのボリュームであれば、十分に良コスパと言えるだろう。記者もぜひ食べてみたい一品だ。