「東京で道に迷った私と孫。助けを求めてコンビニに駆け込むと、会計中のカップルが息を切らした私を見て...」(千葉県・50代女性)
教えてもらった方角へ向かおうとすると...
方角を聞いたので走ってその方面を探そうとしたら、「なにか用事が?」と尋ねられたので事情を説明すると、2人は「誘導します。一緒に行きましょう」と走ってくれました。
今思えば女性はコーヒーを買っていたはずなのに......。本当に申し訳なかったです。
50代の私は先ほどまでさんざん走り周り体力も残ってなかったのですが、最後の気力だけで付いていき会場に到着。男性は孫に「がんばれよ」と言ってくれました。
なんて良い人たちなんだろうと感激し、急いで中に入ったあと、エレベーターの中で涙が止まらなくなったのでした。まるで神様のように思えました。
時間には少し遅れましたが無事にオーディション受けさせてもらうこともできました。
あのカップルがいなければ、ずっと違う場所を走り回って受けられなかったことでしょう。
私は、都会の人は冷たいと思っていました。しかし、初めて接した都会の人がこんなに親切にしてくれて......自分の勝手なイメージが恥ずかしいです。
あの方達がいなければ私はずっと自分を責めていたと思います。
孫だけでなく私をも救ってくれたあのカップルに心から感謝します。
あの時はありがとうございました。そして、きちんとお礼も言えず申し訳ありませんでした。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)
2024年12月18日午前11時20分編集部追記:誤字を修正しました