兵庫県在住のAさん(女性・70代以上)には、約30年もの間、悔やみ続けていることがある。
それは彼女が三宮に店を出したばかりで、大忙しだったころのこと。
店に向かう電車の中で、疲れのあまり見知らぬ男性にもたれて熟睡してしまって......。
<Aさんからのおたより>
阪神淡路大震災の半年前、神戸三宮に店を出しました。
当時は午前中に西宮で仕事をして、午後からスタッフと交代する為に店に向かう毎日。寝不足と疲労が溜まっていました。
そんなある日、いつものように三宮に向かう電車で居眠りをしてしまいました。