「マタニティマークをつけて乗った満席バス。マークを見てくる老人と目を合わせないようにうつむくと...」(東京都・30代女性)
思わず声が出てしまって...
思わず、「92歳ですか!?もっとお若く見えました!!」と言ってしまいました。
杖はついていらっしゃいましたが、背筋がピンと伸びた、紳士という言葉が似合うかっこいいおじいさんだったので、そんなお年とは思わず、出た言葉でした。
しばらくお話して、バスが駅につきそうな時、そのおじいさんは「それでは、休み休みいきなさい、お達者で」とハキハキと言って降りていきました。
その後、何回も同じバスに乗りましたが、おじいさんとは一度もお会いできませんでした。
あの時お腹にいた子は、今は小学生。かっこいい紳士になるよう、頑張って育てています。
おじいさん、あの時席を譲ってくださりありがとうございました。今でもハキハキとお話されていることを心から願っています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)