「ふと目を離した隙に姿を消した2歳娘。探していると自宅から『今どこに誰といるの』と電話があって...」(神奈川県・40代男性)
息子「今、妹が...」
すると息子が、「今ね、妹が高校生くらいの女の子3人組に付き添ってもらって帰宅したよ」というのです。
それを聞いてすぐに帰宅すると、いつも挨拶をするご近所の高齢女性に、ご自宅の庭から声をかけられました。
彼女はうちの娘が付き添ってくれた高校生たちに「私のお家はここだよ」と言っているのが聞こえたので、事情を尋ねてくれたそうです。
それによると、娘がスーパーを出てすぐの大きな信号でウロウロしていてたところ、その高校生たちが声を掛けてくれて、「危ないから付き添って行ってあげるよ」と拙い娘の案内通りに家まで一緒に来てくれたんだとか。
後から帰宅した私たちは彼女たちの名前も聞けず、どこの高校生なのかも分からず、あれから10年もたってしまいました。
親の不注意で娘を危険な目にあわせてしまったことへの親としての反省と、助けてくれた彼女たちへの感謝の気持ちを今も持ち続けています。
あの時言えなかった「ありがとう」を伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)