ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
PR

やっぱり地元のまつりが一番!若者が戻ってきたい街西条市とは。

お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

「大宮駅の階段を滑り落ちて行く大学生の私。下から登ってきていた紳士がそれを...」

Jタウンネット読者

Jタウンネット読者

2024.11.05 06:00
0

<Nさんの体験談>

10年ほど前、大学1年生の時のことです。

小学校教員になるための勉強をしていた私は、小学校でボランティアをしつつ、大宮駅近くにあるピアノ教室に通っていました。

その日も、ボランティア帰りにピアノのレッスンへ。いつもの慣れた道なので、少しぼーっとしながら駅の階段を降りていました。

大宮駅での思い出(画像はイメージ)
大宮駅での思い出(画像はイメージ)

ボランティア帰りだったので、靴はスニーカーだし、動きやすい服装だったのですが、私は駅出口の大きな40段以上ある階段の上の方でバランスを崩し転んでしまったのです。

そして運の悪いことに膝から崩れ落ち、大階段を滑り台のように正座の状態でものすごいスピードで落ちていきました。

怖ろしいことにどう頑張っても止まらず、後ろに体重がかかってしまいスピードは増すばかり……。

階段を滑り落ち続けて…(画像はイメージ)
階段を滑り落ち続けて…(画像はイメージ)

しかし、スローモーションに見える景色の中で、下からのぼってきていた紳士がわたしの右手をさっと掴んで止めて、立たせてくれたのです。

あの時、あの紳士が止めてくださらなかったら、誰かを巻き込んでいたかもしれません。

あの時のことは、10年たった今でも忘れられません。

恥ずかしさと痛みと(厚手のパンツでしたがかなりの痛みで、1か月痣が残りました)、何が起きたかわからない驚きとで、「大丈夫…です」と答えるのが精一杯で、まともにお礼を言えませんでした。

あとになって、紳士の瞬発力と筋力の凄さ、そして優しさを再認識し、改めてお礼をお伝えしたかったと思いました。

あの時は、ありがとうございました。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)

本文を読む
PAGETOP