大谷翔平も絶賛の「岩泉ヨーグルト」ほぼ半額で買えるチャンス 今年の〝工場まつり〟は9月28日開催です
読者は「岩泉ヨーグルト」をご存じだろうか。
岩手県下閉伊郡岩泉町で作られている、知る人ぞ知るヨーグルト――だった。
それが2023年、とあるインタビューであの大谷翔平選手が「世界一」と絶賛したことで一躍話題の商品に。一度食べてみたい、と思っている人もいるかもしれない。
そんな皆さんにオススメしたいイベントが、24年9月28日に開催される。
岩泉ヨーグルトを手掛ける、岩泉ホールディングス主催の「岩泉ヨーグルト工場まつり」である!
......それって、どんなイベントなの? Jタウンネット記者は、岩泉ホールディングスを取材した。
チラシにも載せられない目玉企画! ヨーグルトを○○%引きで販売
「岩泉ヨーグルト」は、厳選された岩手県産原料乳からつくられた、低温長時間発酵のヨーグルトだ。一般的なヨーグルトの3~4倍の時間をかけ、33~35度の低温で丁寧に発酵させている。その特徴はなんといっても、粘りのある食感。「もちもち」と表現されるほどである。
岩手出身の大谷選手によって大注目を浴びたこのヨーグルトだが、もとより地元民の"応援"に、かなり支えられてきた商品らしい。Jタウンネットの取材に応じた岩泉ホールディングスの広報担当者は、「工場まつり」開催の経緯について、こう話す。
「岩泉ホールディングス株式会社の前身・岩泉乳業の経営が苦しかった時代に、岩泉ヨーグルトという美味しい商品を世に広めたいと地域の皆さんが町外の親戚や知人におすすめしたり贈り物として使ってくれたりして応援してくれました」
「こうした地域の皆さんを私たちは『岩泉乳業応援隊』と呼び、毎年ホテルの宴会場で『感謝の集い』を開催していました。しかし、だんだんと乳業応援隊の数が増え、ホテルの宴会場では収まりきらなくなってきた中で、もっとたくさんの方に感謝を伝え、還元したいという思いから開催したのが岩泉ヨーグルト工場まつりです」(広報担当者)
昨年の「工場まつり」では、岩泉ヨーグルトの割引販売に行列ができていたと聞いた。はたして今年も、特別販売は行われるのだろうか?
「チラシにも載せられない目玉は、なんといっても工場まつりならではの『岩泉ヨーグルト』特別販売です。通常990円(税込み)の岩泉ヨーグルト加糖1000グラムと、870円(税込み)の岩泉ヨーグルトプレーン1000グラムを、なんと定価の約半額の500円(税込み)で販売いたします」(広報担当者)
「50-50」ならぬ、50%-50%特別価格、ということだろうか。
「毎年4000~5000人が来場しており、今年も同様の来場者数を予想しています」と、担当者は語る。
まつりの会場は、岩泉ホールディングスに隣接の「乙茂おでんせ広場」。
車だと盛岡市内からだと約120分、宮古市内からだと約60分。近くにバス停(道の駅いわいずみ)もあるにはあるが、本数がかなり少ないようなので、こちらを利用する際はきっちり時間の管理をしたほうがいいだろう。
大谷選手の大活躍もあって、岩手県内外からどっと来場者が押し寄せる可能性もあるんじゃなかろうかと思ったが、遠方から参加しようと思うとかなり大変かもしれない......。
ただ、岩泉ホールディングスの広報担当者は、「工場があるのは岩手県の山奥ですが、生乳の産地で新鮮な素材が集まる、ここでしか作れないヨーグルトだと思っております。岩泉ヨーグルトと一緒に岩泉町の魅力もお伝えできれば嬉しいです」とコメント。
ヨーグルトを安く買えるだけでなく、同社の化粧水「龍泉洞のしずく」も出品される。岩泉にある鍾乳洞「龍泉洞」の水を使用した浸透と保湿にこだわった化粧水で、フレッシュチーズから得られるホエイ(乳清)を化粧品原料化して保湿成分として配合しているそうだ。
他にも、「いわいずみ短角牛」を食べられるブースや、岩泉町が生産量日本一を誇る、林のなかを耕して作るわさび「畑わさび」のブースなども出店される。地域の一次産業の皆さんも数多く出店しているとのこと。
MLBポストシーズンの行方も気になる今日この頃。岩手県が生んだスーパースターの活躍を祈りながら、岩泉町で絶品ヨーグルトの故郷を訪ね、「岩泉ヨーグルト工場まつり」を楽しんでみてはいかがだろう。
岩泉ヨーグルト工場まつり
日時: 9月28日午前10時~午後3時場所: 乙茂おでんせ広場
住所:〒027-0502 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂23-2