「3歳と0歳の孫を連れてやってきた東京。ベビーカーを持って階段をのぼっていたら、スーツケースの通行人が...」(栃木県・60代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Hさん(栃木県・60代女性)
その日、Hさんは娘と2人の幼い孫と一緒に、東京に遊びに来ていた。
そこで、ベビーカーを抱えて階段をのぼらざるを得なくなって......。
<Hさんの体験談>
上の孫が3歳、下の孫が1歳前の時、孫と娘と一緒に、NHKの「おかあさんといっしょ」のコンサートのために東京へ行きました。
原宿だったか渋谷だったか。旅の途中で、上にあがるためには階段をのぼるしかない場所がありました。
階段でしか上に行けなくて...
下の孫はベビーカーに乗っていたため、娘は片手で上の孫と手をつなぎ、もう片手でベビーカーを持ちます。私も、娘が持っているのとは逆側を持って、ベビーカーを一緒に運ぼうとしました。
すると、スーツケースを持った方がスッと現れて、ベビーカーを運ぶのを黙って手伝ってくれたのです。
階段をのぼりきると、その方は素早く居なくなってしまいました。
なので、お礼が出来ておらず、今でも心残りです。
感謝でいっぱいでした。あの時は、ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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