「子供の好き嫌いのせいで、外食がストレスに。責めたくないけどどうしたらいい?」 父の悩みに自己防衛おじさんが〝喝〟
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと橋本鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回相談するのは、会社員のSさん(和歌山県・50代男性)。
Sさんの3人の子供は、それぞれ食べ物の好き嫌いが異なる。
そのため、外食の店選びでいつも困っているのだという。
外食が好きなSさん夫妻にとっては、それがかなりのストレスに。どうすれば満足のいく外食が出来るのだろうと悩んでいる。
読者のお悩み
子連れでの外食が大変で、悩んでいます。
というのも私には3人の子供がいるのですが、それぞれに食べ物の好き嫌いがあるのです。
長男はカレーのように風味の強いものが苦手で、次男は野菜全般を好みません。
長女は和食全般が苦手で、ハンバーグやカレーなどの料理を好みます。
3人とも食の好みがバラバラなので、外食をするときは毎回お店選びで悩んでしまいます。
私たち夫婦だけならロードサイドにあるお店へヒョイッと気軽に立ち寄れるのに、子供を連れている時はそうもいきません。
子供達の意見を聞いてお店を探しているうちに時間はどんどん経過していきますし、そうなると選べるお店の種類もさらに減っていきます。
外食が好きな私たち夫婦にとっては、お店選びから難航してしまうのがかなりのストレスなのです。
好き嫌いのある子供に育ててしまった自分たちが悪いので子供達を責めることも出来ず......。
どうすれば、親にとっても子にとっても満足のいく外食ができるのでしょう。
Sさん(和歌山県・50代男性)
自己防衛おじさんはSさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
簡単なようで難しい"家族コミュニケーション"
自己防衛おじさんの回答
あれが嫌、これが嫌で、将来その子たちは社会でやっていけるのか、いささか心配です。
私は、食の偏りは性格や性質にも色濃く影響してくると考えています。
ひいてはそれが、社会生活にも支障をきたす場面が多くなってくるように思うのです。
今からでも遅くありません。子供たちのそれがただの好き嫌いならば克服させて、家庭でバランスの良い食事を食べさせた方が長い目で見て幸せになれるはずです。
幼いころから主導権を握らせすぎると、子供は自由の意味をはき違えてしまいます。
実家で生活している以上は、今からでも食べ物の好き嫌いが無い子供に育ててあげるのが、親の役割かと思います。
そのために、外食の際は毎回順番に子供に行く先を選ばせてあげると「次の外食は自分が行く店を選べる」と楽しみが増え、出来る限り好き嫌いなく食事をしてくれるのではないでしょうか?
簡単な様で難しい家族の総意を出すシチュエーション。試行錯誤で家族防衛です。
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