「義母から電話が来るだけで泣くほど追い詰められてた産後の私。心配した実母とランチに行った帰りに...」(京都府・40代女性)
シリーズ読者投稿~あなたに届け、この「ありがとう」~ 投稿者:Rさん(京都府・40代女性)
長男を生んだ後、Rさんは産後うつのような状態に陥っていたという。
子育ては難しく、義母とも夫とも上手くいかない。そんな彼女を実母は心配し、気晴らしに連れだしてくれたが......。
<Rさんの体験談>
長男を出産後、2~3年は嫁姑問題で夫婦仲も悪く、長男も育てにくい子で、毎日へとへと。
子育てに苦労して毎日大変だし、夫は寄り添ってくれず他人事で、姑からの着信画面をみるだけで息苦しく、涙が出てきました。
泣きながら実の母に電話する日々
しょっちゅう泣きながら実母に電話しては、話を聞いてもらっていました。
今思えば産後うつのような状態だった私を母は心配して、気晴らしに子連れOKなお店にランチに誘ってくれたりしていました。
ランチをしながら、色々な悩みや愚痴を聞いてもらい気持ちも晴れましたが、帰り道はいつも気が重かったことを今でも覚えています。
ある日のランチの帰り道。
駅の改札を出ると夕立が。傘もなく、ベビーカーもあり、傘を買いたくても、駅前にはコンビニもありません。
タクシー呼ぶほど家は遠くないし、だからと言って走って帰ると2人ともびしょ濡れになる距離。
駅で雨宿りすることにして、小雨になるのを待っていると......。
見知らぬ女性が駆け寄ってきて...
1人の女性が私たちの方へ走ってきます。手には傘を持っていて、話しかけてきました。
「あそこのマンションに住んでるものです。
さっき同じ電車を降りて、あなたたちの姿を見かけてて、帰宅後あなたたちの事が気になり窓から駅をみたら、雨宿りをしてる姿がみえたから......。
この傘、夫の会社のもので、スポーツ選手の顔がプリントされてて、派手だけど、よかったら使って!! 貰ってもらって大丈夫だから!!」
心身ともに疲れきっていた私は、その方の優しい気持ちが本当にありがたくて、何度もお礼をいい、ありがたく使わせて頂き、濡れずに帰宅できました。
あの時は本当にありがとうございました!!
断捨離を続ける中でも、あの傘は処分することができず、まだ大切に残しています。
ちなみにその後、私の息子2人も大きくなり、嫁姑問題も落ち着き、夫婦仲も良くなりました!!
「子育て中に助けてもらった思い出」聞かせてください
子育て、偶然出会った人に優しくしてもらったり、親切にしてもらったり、助けてもらったりした経験がある人は、少なくないはずだ。
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