「役目を終えた熱さまシート」にしか見えないけど... 衝撃ビジュアルの〝お菓子〟にネット騒然
「料理やお菓子を作ろうとしたら、とんでもない見た目のブツが出来上がってしまった」
2024年5月中旬、X上ではそんな「やらかしクッキングエピソード」の投稿が流行している。作り方を間違えた結果違う食べ物に見えてしまったり、そもそも食べ物にすら見えないシロモノが出来上がってしまったり......その失敗例は実に様々。
2024年5月13日、里見アイボ(@satomiAIBO)さんが投稿したのも、そんな「おもしろ失敗作」の1つだ。
おっと、貼る写真を間違えた――というわけではない。
これこそが里見さんが生み出した食べ物である。
片面が青いジェル状の素材、もう片面が綿のようなフワフワな素材。その色合いや形状はもう「熱さまシート」......しかも結構長時間使った後のヤツにしか見えない。
X上でも、こんな声が寄せられている。
「長時間おでこに貼ったやつ感」
「汗だくに負けブクブクに膨張したワシの熱さまシートや...」
「マシュマロって言われないとわからない」
一体コレはどんな食べ物なのか。そしてどうしてこんな見た目に仕上がったのか。Jタウンネット記者は15日、里見さんに詳しい話を聞いた。
可愛くなるはずだったんです...
里見さんが"食べられる熱さまシート"を生み出したのは2023年の7月頃のこと。かき氷のシロップとマシュマロを使ったお菓子を作ろうとしていた。
お湯、ゼラチン、マシュマロ、かき氷のシロップを混ぜたものを温めて液状にし、型に入れて冷やしてからクルクルと巻いてカットする。
すると、マシュマロとゼリーが綺麗に2層に分かれて可愛い渦巻き模様になる――というのが想定していた完成形だった。
「ですが、型に使った容器が小さいタッパーだったので、上手く巻けずにシートのままになってしまいました」(里見さん)
つまり、青い部分がゼリー、白い部分がマシュマロだ。
見た目は完全に熱さまシートだったものの、「味は美味しかったので良かったです」と里見さんは振り返った。
思っていたモノとは違うかもしれないが、味が美味しいのであれば、こんな「失敗作」があってもいいかもしれない。