茨城・竜神峡の空に1000匹の鯉が舞う! 大吊り橋と並んで泳ぐ〝群れ〟が生まれた意外な理由
2024.04.28 17:00
生まれる前から一緒だった
取材に応じた同市観光振興課の職員によると、「竜神峡鯉のぼりまつり」は今年で33回目の開催。その始まりは、1989年に竜神大吊橋建設計画が出来た時まで遡るという。
「橋の架設イメージのため竜神ダム上空の右岸と左岸を結んで張ったワイヤーに、鯉のぼりを取り付けたことが始まりとなっています」(観光振興課職員)
なんと、意外にも鯉がさき、橋は後、だったのだ。
竜神大吊橋にとって鯉のぼりは、生まれる前から見守ってくれた兄弟のような存在、と言えるのかもしれない。
2024年の竜神峡鯉のぼりまつり開催期間は4月27日~5月12日で、5月5日のこどもの日には小・中学生以下の渡橋料が無料になる。(通常は大人320円、小中学生以下210円)。
また、今年は同市制施行70周年・合併20周年を記念して、特別企画としてパラモーターショーや県警音楽隊による記念コンサート、100人トランペット大演奏が行われる。
その他、お祭りと連動した各種イベントも盛りだくさんとのこと。詳細は常陸太田市観光物産協会公式サイトのイベントページまで。
竜神大吊橋(竜神峡周辺)
住所:〒313-0351茨城県常陸太田市天下野町2133-6アクセス:常磐自動車道那珂ICから車で40分/常磐自動車道日立南太田ICから車で40分/水戸駅からJR水郡線で30分、常陸太田駅から茨城交通バスで40分
公式サイト:https://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/index.html