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「コメが圧倒的に足りない」「米の量は3倍でもイケる」 鮭のカケラだけ乗った弁当が話題に...どういうこと?販売店店長に聞く

藤本

藤本

2024.04.22 06:00
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「そのままではとてもじゃないけど...」

問題の弁当「げきからぼだっこ飯」をXに投稿したのは、グルメ記事中心の雑記ブログ「全マシニキは今日も全マシ」の管理人で、秋田県在住のユーザー「全マシニキ」(@allmashit)さん。

15日、Jタウンネット記者の取材に応じた本人は、秋田県内にある農産物直売所で購入したものだと説明する。

「お店の遊び心のメニューだと思いますが、150円という価格を考えると良い商品だと思います。
ちなみに私は鮭一切れでご飯半分くらい食べました。個人差あるでしょうが、これで白米全部食べられる人もいると思います」(全マシニキさん)

この小さな鮭で、ご飯をすべて食べることが......?

蓋を開けるとこんな感じ!
蓋を開けるとこんな感じ!

17日、販売店の店長に話を聞くと、鮭のカケラについてこう述べた。

「そのままではとてもじゃないけど食べることはできないです笑」(店長)

というのも、「ぼだっこ」というのは非常に塩辛い塩漬けの紅鮭のこと。焼くと白い結晶が吹き出すほどのものを指す。

弁当に使われているのはその中でも特に塩分の強い「げきから」で、一欠けで十分ご飯が食べられるというわけだ。

「秋田県のおいしいお米のPRも兼ねつつ、昔ながらの『ぼだっこ』といわれる鮭を乗せて、このくらいのごはんでも十分食べられますよという意味も込めて4月から販売しています」(店長)

ぼだっこは県南地域、特に高年齢層の人々にとっては、夕食のおかずに出るほどメジャーなものとのこと。ごはんやおにぎりに入れると鮭の塩がお米に溶け込み、さらにおいしくなるという。

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