「モラハラ夫を待つ真冬の駐車場。寒くて幼い子供を抱いて座り込んでたら...」(岡山県・30代女性)
実家にも帰ることも、友人に会うことも許されず...
ある真冬の日のこと。幼い子供と夫の3人で車でショッピングモールに出かけ、帰りに夫を駐車場で待つことになりました。
子供は重いし、寒くて震えるしで、抱きながら座り込んでいたら年配の女性が話しかけてきてくれました。
ただ一言、「大丈夫!?」と......。
「大丈夫です」と答えると、「手伝えることがあったら言ってね!」と言ってくれました。
それが、涙が出るほど、とても嬉しかったです。
当時はお金を一切渡してもらえず、実家に遊びに帰ることや友人と遊ぶこと、周りとの接点を持つことも許されず、窮屈な家庭内だけにしか居場所がありませんでした。
人からすればとても些細なことかもしれませんが、今でもあの時の言葉を思い出します。
声をかけて下さった女性に会えたら言いたいです。
「ありがとう、救われました」と。
その後、離婚して今は幸せに暮らせています。
わたしもその方みたいに、困っている人がいたら手を差し伸べてあげたいなと思い日々を過ごしています。
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