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宇宙ステーションで食べられた「うなぎの蒲焼き」一般発売へ 老舗うなぎ店が生み出した宇宙食が気になりすぎる

仲久保 岳

仲久保 岳

2024.04.12 08:00
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宇宙飛行士も「宇宙でもウナギを食べられて嬉しいです」

宇宙以外でも美味しく活躍
宇宙以外でも美味しく活躍

ウナギと言えば、やっぱりかば焼き!

スペースうなぎは観光荘が店舗で提供しているうなぎ蒲焼と同様、蒸さずに香ばしく焼き上げ、甘めのタレで仕上げているという。

23年、スペースうなぎは実際に宇宙にも旅立っている。

ISSに搭載された「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」(一般向けに発売される商品とはパッケージが異なる)
ISSに搭載された「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」(一般向けに発売される商品とはパッケージが異なる)

国際宇宙ステーションで「スペースうなぎ」を食べたJAXAの古川聡宇宙飛行士は、「無重力の中で舞うウナギのかば焼き」という激レア映像を見せてくれただけでなく、その味について、こう述べている。

「表面はパリッとしてて中はしっとりですね。地上で食べるのに非常に近いほとんど同じような美味しいうなぎの蒲焼です。
宇宙でもウナギを食べられて嬉しいです。
まさに明日の仕事への活力がわいてきます」

そんなスペースうなぎは、内容量50グラム前後で2000円(税込)。

やなのうなぎ観光荘の岡谷本店(長野県岡谷市)と松本店(長野県松本市)のほか、同社のオンラインストア、宇宙食などを販売する「宇宙の店」(店舗・オンライン)、「宇宙物産館」(オンライン)でも購入可能。

その他、全国の科学館、博物館などで近日発売予定とのこと。

宇宙食として使用できるよう特殊な製法でレトルトパックにしているとのことでアウトドアや、備蓄用の災害食などにも重宝しそうだ。

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