「人類が何かを思い出しそう」 奈良駅前の住宅街に巨大な壁「ウォール・ナラ」が築かれているらしい!?
「ご存知ですか?
奈良には大きな壁があることを」
そんな物々しい呟きと共に投稿された風景が、X上で注目を集めている。
奈良といえば大きな大仏があることで有名だが、「大きな壁」とは一体何のことなのだろうか? 気になる現場の写真が、こちら。
閑静な住宅街の向こうに、いきなりドドーンとそびえ立つ高くて大きな「壁」。
これは、あれだ。今にも巨大な手が壁をガッシリと掴み、向こうから怖ろしい顔が現れそう。あの国民的人気マンガ「進撃の巨人」のように......。
こちらは、関西在住のXユーザー・百島純(@momoshima_jun)さんが2024年4月7日に投稿した1枚。
8日、Jタウンネット記者が取材したところ、「壁」の正体は、JR奈良駅前にある多目的ホール「なら100年会館」。百島さんはその西側の外壁を撮影したのだという。
「目の前に見える100年会館の外壁が思った以上に『壁』に見えたので撮影しました」(百島さん)
同施設は全体で見ると細長い楕円形のようなフォルム。撮影する場所と角度によっては外壁が巨大な1枚の壁に見える、というワケだ。
一瞬脳が混乱してしまいそうな光景に、X上ではこんな声が寄せられている。
「奈良のこの壁は目の錯覚ですか!?」
「ウォール奈良ァ」
「人類が何かを思い出しそうな気がする壁だな」