年がら年じゅうお祭り気分でラッセーラ! 星野リゾート青森屋「ねぶたサウナ」の熱気がヤバそう
日本国にのみならず、海外からも毎年多くの人が訪れる「⻘森ねぶた祭」。日本を代表する夏祭りのひとつだ。
そんな「青森ねぶた祭」をテーマにしたサウナが2024年4月3日、温泉宿「星野リゾート 青森屋」(青森県三沢市)に誕生した。
サウナ室の扉を開けると、真正面にドン!待ち構えるのは大きなねぶただ。
星野リゾートが4月3日に配信したプレスリリースによると、これは23年に第7代ねぶた名人に認定された竹浪比呂央さんが主宰する「竹浪比呂央ねぶた研究所」が手掛けたものだ。
題材は水や雨を司る神として知られる「龍王」。青森ねぶた祭でもよく用いられるモチーフである。
そしてサウナ内には、他にも青森ねぶた祭を連想させる要素が。
例えば、サウナヒーターの囲いは、山車の曳き手が握る持ち手をイメージした紅白のデザイン。ねぶたが目の前に迫る様子を表現している。
また、サウナマットは牡丹の花のデザイン。これは山車に用いられる津軽藩の家紋だ。
12分計では祭りの盛り上げ役「跳人(はねと)」が跳ねまわるし、サウナストーンもねぶたの武者や青森の夏の風物詩「金魚ねぷた」をモチーフにしている。
施設内で購入できるオリジナルサウナハットだって、金魚ねぷたや花笠のデザイン。被れば祭り気分がさらに高まるだろう。
そして、サウナ内では「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声とともに祭囃子が流れている。
その音量の盛り上がりに合わせてオートロウリュが蒸気を放出。耳でも青森ねぶた祭を感じながら、本番さながらの熱気を体感できるのだ。
もう、サウナ室内はお祭り状態! 青森県民が祭りにそそぐ情熱を感じられる、「心もじゃわめぐサウナ」になっているという(※心が騒ぐ、賑やかで楽しい様子のこと)。
サウナ後の「サ飯(サウナ飯)」や「サドリ」も青森感満載。館内の郷土料理が楽しめるレストランではサウナ後にピッタリのグルメが提供されるし、「りんごジュースが出る蛇口」のりんごジュースも楽しめるという。
星野リゾート青森屋の「青森ねぶたサウナ」は宿泊者限定で無料提供。宿泊料金は1泊税込み2万3000円~(2人1室利用時の1人当たり、夕朝食付き)。