飼育員「ニオイで白飯3杯はいける」 カワウソ臭が染みついた「クサクサ朝採れ毛布」嗅げるイベント開催決定
2024.03.24 08:00
「ちょっと酸っぱい系」
カワウソWEEK中、館内では水族館で飼育されているコツメカワウソのニオイがついた毛布を日替わりBOXに投入。当日の朝にカワウソたちのもとから回収された「朝採れ毛布」だ。
同館のプレスリリースによると、カワウソは可愛い見た目に反して、実は強いニオイを放つ生き物。
飼育スタッフの中には「嗅ぎながら白飯3杯は食べられる」という人もいるほどクセのあるもののようだが......一体、どんなニオイなのだろうか。
Jタウンネット記者は3月22日、サンシャイン水族館に詳しい話を聞いた。
同館飼育スタッフでカワウソ担当の芦刈治将さんによると、一般的にはカワウソはオスの方がニオイが強い。
ウエス(カワウソの展示水槽内に入れている布類)に付着するニオイはメス3頭分でもオス1頭分には敵わないレベル。
「オスはちょっと酸っぱい系でツンと来るニオイで、飼育スタッフの体や服にもニオイが移るくらいの感じ。オスのウエスは鼻を近づけて思いっきり吸い込むことができません」(芦刈さん)
そんなニオイを、どうして来場者に嗅がせたいのだろうか?