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5年半続けたアルバイト、最終出勤日に常連親子がやってきて... 意地悪されてしんどかった日々を「続けてきて良かった」に変えた手紙に感動広がる

仲久保 岳

仲久保 岳

2024.03.18 21:16
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「続けてきて良かった」

いつもおいしいラーメンをつくってくれてありがとうございます。
ちがうおしごともがんばってください。
いつも優しいお姉さんへ
子供と2人が多く、色々つらいときも、お姉さんの声がけのおかげでとても救われました。
新しい職場で新社会人となりたくさん大変な事あると思いますが、ムリせず自分らしく、頑張りすぎず、頑張ってくださいね
本当にありがとうございました。
子供がどうしても最後に会いたいということで来店しました。私もお礼を言いたくて。

それまでの接客に対しての純粋な感謝と、新しい職場で働くことへの応援の言葉。親子のあたたかな気持ちが込められた手を受け取った時、どんな気持ちになったのか。

冥途さんは18日、Jタウンネット記者の取材に応じ、こう振り返った。

「続けてきて良かったなと思いました」
ラーメン店でのアルバイト、最後の日の思い出(画像はイメージ)
ラーメン店でのアルバイト、最後の日の思い出(画像はイメージ)

冥途さんはそのラーメン店で5年半の間アルバイトを続けたという。頑張りを認めてくれる店長もいたが、社員からは意地悪されることが多く、続けるのはしんどかった。

しかし、「救われました」というメッセージによって、冥途さん自身も、救われたのだ。

冥途さんと親子は「お客さんと店員」というだけの関係だったという。それでもあたたかな交流を感じさせる手紙は、多くの人の心を打った。X上には感動の渦が広がり、こんな声が寄せられている。

「泣きそう」
「年月経ってもずっと色褪せない言葉ってある。それが口頭でも手紙でもメールでも」
「私もホテルのフロントやっていた時にもらった感謝の言葉が溢れたアンケート用紙、宝物だったな」
「俺まで涙腺緩んだ。 世の中こんな素敵な事ばかりで埋まってしまえばいいのに」
「この子が一生懸命書いたであろう文字とお母さんのあたたかい言葉になんか涙出てきた」

2024年3月20日11時10分編集部追記:記事初出時、本文中の一部で冥途さんのお名前の表記に誤りがあったため修正しました

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