お茶づけ!食べずにはいられないッ!? 全国を旅する永谷園「お茶づけカー」に食欲刺激されまくり
街中でこんな車を見かけたら、次の食事のメニューが決定してしまうかもしれない。
赤、黄色、緑、黒の見慣れた色使い。そう、側面に書かれている通り永谷園「お茶づけ海苔」のパッケージ柄のワゴンである。
見ているだけでお茶づけを掻き込みたくなってくるこちらは、2024年2月20日、都内在住の会社員・シタデルの工作室(@duke20041)さんが港区の駐車場で見つけたもの。
「カラーリングのインパクトのせいか、それともお茶漬け洗脳電波を発振する機械でも荷台に積んでたのか、その日から無性にお茶漬けが食べたくなって、今は毎朝の朝食はお茶漬け三昧なんです」
26日、Jタウンネット記者の取材に応じたシタデルの工作室さんは、そう語った。同じ思いに駆られたユーザーも多い。投稿には2万4000件を超えるいいね(14日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「お茶漬け食べたくなってきた」
「かっこいい そして無性に永谷園のお茶漬けが食べたくなる」
「こんなの街で見かけたら絶対お茶漬け食べたくなるしちょろいので今すごくお茶漬け食べたくなった......」
見た人がお茶づけを食べたくならずにはいられないこの車は、永谷園のものなのか? だとしたら、何用の車なのか? Jタウンネット記者は22日、永谷園(本社=東京都港区)に話を聞いた。
日本中を旅するお茶づけカー
同社マーケティング本部の担当者によると、話題の車は永谷園が所有する「お茶づけカー」。お茶づけに合うご当地の名産品を提案する企画「日本の上に何のせる」の一環で、2014年10月から展開された「ご当地お茶づけキャラバン」で全国各地を走っていた。
「とにかく、ひとめで『永谷園のお茶づけ』シリーズだとわかるようなデザインにしました。 お茶づけのパッケージは、記憶に残ると思います。それをお茶づけカーでも表現しようとあのデザインになりました」(マーケティング本部の担当者)
このキャラバンが好評だったことから、企画終了後も2台が周遊を継続。時には小学校を訪問し、お茶づけのおいしさを伝えることもあるそう。
X上で「お茶づけカー日本周遊企画」と検索すると、全国を旅するお茶づけカーを見ることができる。
さすがお茶づけカーだけあって、茶畑や田園との相性はバツグンだ。
そんなお茶づけカーがSNS上で注目を浴びたことについて、担当者は「本当にうれしいです!あまりの反響に本当に驚いています。確かに目立ちますよね」とコメント。
「皆さまのお近くにも訪れるかもしれません!その際はぜひ近くでご覧ください」(同担当者)
お茶づけカーの周遊スケジュールは非公表。バッタリ出会えたら、記念に写真を撮ってみるのも良いかもしれない。