「マタニティマークを付けて嫌なことを言われた私。アピールしてると思われないように立ってたら、奥から中年男性が...」(愛知県・30代女性)
通勤ラッシュの電車でいつも一緒になる男性が...
朝の通勤ラッシュでは、ほぼ毎日同じ電車、同じ車両に乗っていました。
優先席はありましたが、アピールしていると思われたくなくて、そちらには近づきたくありませんでした。だから、なるべく奥に入ってせめて人混みからお腹を守らないと、と思っていたのです。
しかしその日は奥にも人が詰まっていて、いつもより扉のほうに立つことになってしまいました。すると、奥の席に座っていた50代くらいの男性がわざわざ声をかけてくださって、席を譲ってくださったのです。
それからというもの、その方は私を見つけると、遠くからでも声をかけてくださって、まだまだご自身も降りないのに席を譲ってくださいました。
とても有り難かったのですが、申し訳ない気持ちもありました。あえて車両をずらしてみたりしましたが、しばらくして同じ車両に戻った際もまた同じようにしてくださいました。
本当にとても優しいおじさまで、産休に入る前にお礼でもお渡ししようと思っていたのですが、コロナによりテレワーク勤務に変わってしまって会えずじまい。しかも私はその後、愛知に引っ越すことになり、お礼が出来ませんでした。
今でも、あのおじさまの優しさは忘れられません。本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)