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「インプラントは出来ないが企業誘致は俺に任せろ」 埼玉で「きぬた歯科」と看板合戦?謎のコラボが生まれた理由に迫る

井上 慧果

井上 慧果

2024.02.18 08:00
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"顔出し"には意味がある

きぬた歯科風看板を発案した広報担当者によれば、横手代表は社員に慕われる「愛されキャラ」だ。

2024年の年始のイベントでは社長の顔がどら焼きにもなった(記者撮影)
2024年の年始のイベントでは社長の顔がどら焼きにもなった(記者撮影)

看板に大きく顔を出す背景にも、代表の娘である専務取締役の熱い愛があった。

「横手代表が一代でこの会社を築き上げた形を残したい、日高で仕事をしていた証を残したいという思いを、以前から専務に聞いていました。それならば、インパクトもあるし、ということできぬた歯科さんをリスペクトした看板を出すことを提案しました」(広報担当者)

そうして誕生したオマージュ看板は、インパクト絶大。すぐにSNS上でも話題になり、看板を見たという人からの問い合わせも増えたという。

初めて出したきぬた歯科リスペクト看板は、埼玉県飯能市にある(画像は再掲)
初めて出したきぬた歯科リスペクト看板は、埼玉県飯能市にある(画像は再掲)

その反響もあってか、本家のきぬた歯科も2023年8月4日、公式Xで埼玉開発の看板に反応。

「面白い!色んな方がいますね。笑」

と画像とともに呟いた。埼玉開発はこの機を逃さず、23年秋にきぬた歯科にコラボを依頼し、無事に実現したのが、あの2枚並びの看板というわけだ。

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