「1人で新幹線に乗った小学生の私に、隣に座ったオタクっぽいお兄さんが『よかったら...』」（愛知県・30代女性）

シリーズ読者投稿～あの時、あなたに出会えなければ～　投稿者：Oさん（愛知県・30代女性）

小学3年生だったOさんはその日、初めて一人で新幹線に乗った。

旅路を楽しんでいると、隣同士になったオタク風の男性に......。

＜Oさんの体験談＞

小学生の頃、長期連休は必ず京都の祖母の家まで新幹線で遊びに行っていました。

3年生の時でしょうか、初めて1人で名古屋から新幹線に乗って京都に行くことになりました。

隣のお兄さんに...

当時1人遊びのできる静かで良い子だった私は、母の心配をよそに、2列シートでお隣になったお兄さんにご挨拶までして、旅路を楽しんでいました。

途中、お隣のお兄さんが

「ゲーセンで取ったからよかったらあげる」

と言ってポケモンのぬいぐるみとリンゴジュースをくれました！

生粋のポケモンキッズだったので、本当に嬉しかったです。

実際は好きなポケモンではなかったのですが、お兄さんの気持ちが嬉しくてその後はマシンガントークで困らせてしまったと思います。

今思えば、京都に着く前にすごくそわそわしていたので、ちゃんと私が降りられるか気にしてくれていたのかな。

いわゆるオタクっぽい風体だったあのときのお兄さん、私も立派なオタクになって今は当時のお兄さんの歳を超えたと思います。

それでもいまだに新幹線に乗るたびにふと思い出します。

初めて1人で乗った新幹線でいい思い出と成功体験をくれて、本当にありがとうございました！

「忘れられない旅先での思い出」教えて！

Jタウンネットでは読者の皆さんが経験した「旅先いい話」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター（＠jtown_net）のダイレクトメッセージ、メール（toko@j-town.net）から、具体的な内容（どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度～）、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢（20代、30代など大まかで結構です）、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）