【さすが秋田】パン屋でカフェラテ頼んだら「いぶりがっこ」が付いてきた謎
秋田県でカフェラテを注文したら、まさかのものがついてきた。
そんな報告がX上で注目されている。
投稿者はXユーザーの森凡(@moribon2019)さん。2023年11月22日にポストされた写真にはカフェラテと、お店のおばあちゃんが
「わけえ人食べるかわかんねぇけど...」
と言いながら出してくれた食べ物が写っている。カフェラテと同じような色の、丸い形のそれ。
なんと、「いぶりがっこ」だ。 な、なんで?
衝撃的なサービスに、ユーザーからはこんな声が寄せられている。
「美味しそう!コーヒーと合うのか」
「組み合わせおもろいw」
「ほっこりしすぎるやろが。しかも爪楊枝がかわいすぎる。こんなおばあさんがいる喫茶店いきてぇーな」
どんな状況で、こうなったのか。
Jタウンネット記者は25日、森凡さんに話を聞いた
「食べ合わせとしては独特でしたが...」
22日、森凡さんは秋田県の有形文化財に指定されている明治時代の洋館「旧日新館」を見学するために、横手市を訪れていた。
「帰りにどこかローカルな場所でお茶を飲んでいきたい」と思いながら歩いていたところ、巡り合ったのが地元の老舗店「パン工房かつた」。
イートインスペースも併設している同店でカフェラテを注文したところ、"いぶりがっこ"が登場したという。
「いぶりがっこは食べた事があるものの中で一番美味しい気がしました。(お婆ちゃんがお友達からもらったものだそうです。手作りなのかな...)
カフェラテもなんだか懐かしい味がしました。 食べ合わせとしては独特でしたが、どちらも特別に美味しかったので結果100点の満足度です」( 森凡さん)
秋田ならではのステキなサービスをしてくれたのは、笑顔が可愛らしいおばあちゃんスタッフ。
森凡さんは「方言で所々解らない所はあったんですが、にこにこお話してくれて嬉しかったです。良い思い出ができました」と振り返る。心もお腹も満たされるお店だったようだ。
24日、Jタウンネット記者の取材に応じた「パン工房かつた」の店主によると、同店の「お漬物サービス」の歴史は長い。なんと、現在55歳の店主が子供だった頃から続いているという。
その理由は、極めてシンプル。店主の母が漬け物を作るのが好きで、それをみんなに味わってほしいから。
ちなみに、今の季節に美味しい漬物はナスなんだとか。横手を訪れた際は、とってもキュートな「パン工房かつた」に立ち寄ってみては?