夜空で弾ける!巨大な「あげたてエビフライ」に反響 なぜコレを打ち上げようと?花火師に聞く
ダジャレがきっかけで爆誕
ビジュアルも名前もインパクト絶大な花火「ジュワっと揚げたて!えびFLY」は、どんな経緯で誕生したのか。Jタウンネット記者が6日、花火を制作した北陸火工(石川県かほく市)を取材したところ、製造を担当した林早紀さんが話を聞かせてくれた。
「花火が打ち『上がる』と揚げ物の『揚がる』を掛けたダジャレがふと思い浮かんだことが制作のきっかけです」(林早紀さん)
アジフライとエビフライで迷ったが、最終的に「フォルムが可愛い」という理由でエビフライに決めたという。
北陸火工がユニークな花火を打ち上げたのは今回が初めてではない。これまでも、「えだまめはじけとび~んず」(2013年)、「究極の目玉焼き」(2016年)、「ぶどうの王様『ルビーロマン』」(2017年)といった"食べ物花火"や、「金魚の王様デメキング」(2011年)、「センムの扇子はいいセンス」(2012年)などの"ダジャレ花火"とでも言うべき作品を、土浦全国花火競技大会に出品してきた。
とにかく自由な発想を持った花火製造業者のようだ。
「日常の中でモチーフにしたい物がたくさん溢れているので、チャンスがあれば制作したいです!」
と意気込む林さん。
次の大会ではどんな花火で観客を驚かせてくれるのか。北陸火工の作品から目が離せない!