「老人の運転する車がすごい音を立て、こちらへ走ってきた。スマホで撮影しながら様子を見ていたら、住宅街で...」（東京都・40代女性）

シリーズ読者投稿～自慢になってすみません～　投稿者：Aさん（東京都・40代女性）

Aさんはその日、自転車でショッピングモールから帰っているときに、１台の軽自動車が歩道に停まっているのを見つけた。

そこで迂回しようとしたところ、車が彼女のいた方向に走ってきて......。

＜Aさんの体験談＞

2023年の6月末、仕事休みの際に自転車で遠くのショッピングモールに行った後の話です。

土地勘はないものの、マップアプリを見ながら順調に帰っていたら、公園横の歩道に軽自動車が停車していました。

向かってきた車は、ものすごい音を立てて...

公園横なので「草刈りでもしてるのかな」と思い、すぐ側の小道から迂回しようとしたら、その車が私のいた方向に走ってきたのです。

呆然として固まってしまいましたが、車の後輪に何かが見え、車体に当たる度に立てていたすごい音で我に返りました。

洗濯物を巻き込んだのか、あるいは動物を轢いたのか......。そう思った私は、慌てて追いかけることにしました。

一応スマホで録画しつつ後を追っていたら、住宅地で停車。運転していたのは70代後半くらいのおじいさんでした。

しばらく様子を見た後に声をかけると、後輪のタイヤの溝が3分の1ほどめくれていることが判明。

連絡手段がないからとそのまま家に帰ろうとしていたので、事故防止のために引き止め、スマホを貸し、ディーラーに来てもらうようにと促しました。

停まったのが住宅地だったので、番地が近くに書かれていたのも幸いしました。

後日、職場におじいさんが...

その日は炎天下。塩タブレットとクールスプレーをそのおじいさんに掛けつつ、近くにあった商工会議所に声をかけ、一息ついた後に帰りました。

後日、職場にそのおじいさんがお礼に来ました。

よく考えると、車の中は故障に影響なかったので、もっと涼しい場所で待機してもらうように伝えればよかったかなと反省。

それでも、そのおじいさんが事故を起こさなくてよかったと安堵しました。

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