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もしや「名前論争」を避けるために...? 商品名を一切記載しない「あの和菓子」のポスター話題

福田 週人

福田 週人

2023.07.31 08:00
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「『大判焼き』だと一番しっくりくる」

Jタウンネット記者は21日、まずは投稿者のかつらぎさんに話を聞いた。かつらぎさんがポスターを発見したのは同日の11時ごろ。場所はイオン稲毛店(千葉県千葉市)地下にある店舗予定地前だ。どの名称で売るのか興味があって確認したところ、記載がなくてびっくりしたという。

ちなみに、どの名称だったら嬉しいかを聞いてみると、かつらぎさんは

「最初に接した時の名称が大判焼きなので、『大判焼き』が愛着があって一番しっくりきます」

とコメントした。

画像は再掲
画像は再掲

では、実際に店舗側はどんな名称で売り出す予定なのか。記者は27日、イオンイーハート(本部:千葉県千葉市)に話を聞いた。

取材に応じた広報担当者は、商品名についてズバリこう答えた。

「大判焼です」

ちゃんと決まっていた。「十勝 紫あん」で売られるのは「大判焼」だった。

では、どうしてポスターには商品名を記載しなかったのか? 記者が改めて聞くと、広報担当者は

「『紫あん』は自家製つぶあんにこだわった新業態で、自家製つぶあんを中心に商品展開をしております。オープン告知ポスターには代表商品として大判焼を掲載しましたが、それだけのお店ではないため、あえて商品名については記載しませんでした」

と経緯を説明した。

画像は再掲
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現在販売が予定されているのは、「大判焼つぶあん」「大判焼あんバター」の2種類の大判焼。そのほか、「手包みおはぎ」や「飲むつぶあん『あんあん』」といった、自家製つぶあんを使用した商品を計14種類用意しているという。

郷に入っては郷に従え、という言葉がある。イオン稲毛店の「紫あん」を訪れた際は、自分のこだわりは一旦脇に置いて、みんなで仲良く「大判焼」やつぶあんメニューを頬張ることにしよう。

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