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トンネル抜けて振り返ると...なんだこれ!? 異世界に飛ばされたみたいな「出口」話題

木下

木下

2023.06.10 20:00
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出口の様子は...

出口(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)
出口(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)

土を掘って削ったような感じで、上には竹林が広がっている。トンネルというよりは洞窟のようだ。

9日、Jタウンネット記者の取材に応じた一人旅研究会さんによると、岩谷隧道を訪れたきっかけは廃道や酷道について投稿しているユーザーのツイートだった。「自分もこの目で見てみたい!」と思ったのだという。

まず入り口側の異様な光景に感激。出口側がどうなっているのかは知らないまま通り抜けて......。

「まさか素掘りのままだとは思っていなかったため、『なんで片側だけ...?』と純粋に疑問が浮かんできました。それと同時に、出口側は入口側とうって変わって深い緑の中に放り出されたような景色で、『変な空間に飛ばされたのではないか』とテンションが上がりました」

掛川市道路施設長寿命化修繕計画の「個別施設計画(トンネル)」を見てみると、岩谷隧道は1931年建設で、幅員1.6メートル、延長63.8メートル。非常に狭いが、軽自動車は通ることが出来るようで、入り口側のトンネルに通じる道には「軽自動車以外は通行できません」という看板が立っているそうだ。

入り口に通じる道(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)
入り口に通じる道(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)

とはいえ、車で通るのは勇気がいるだろう。なぜなら、入り口側は補強してあっても、先に進んでいくと......。

トンネルの中(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)
トンネルの中(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)

完全に洞窟で、かなりの圧迫感。一人旅研究会さんは

「岩肌がゴツゴツしており、かなり迫り出していたため、車を通すにはかなりの圧迫感があると思います」

と語った。

出口の先(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)
出口の先(画像提供:一人旅研究会(@keionoteio)さん)

そして、出口の先には木々に囲まれたなだらかな山道が続き、細い道をしばらく進むと民家や田畑が現れる。このトンネルが帰り道だったら、毎日冒険気分を味わえそうだ。

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