「僕の名前はムサシ丸」かに道楽・新宿駅前店のカニ看板には名前があった 他のカニは?広報に聞く
かに道楽と聞けば、大きなカニの立体看板を思い浮かべる人も多いだろう。
同チェーンのシンボル的な存在でほとんどの店舗にいるのだが......新宿駅前店の個体はちょっと特別な存在であることを、ご存じだろうか。
こちらがその新宿駅前店の看板だ。カニの向かって右側をよく見ると
僕の名前はムサシ丸
とある。
そう、このカニ、名前を持っているのだ! しかも「ムサシ丸」! 何だか強そうな名前である。
6日、Jタウンネット記者がかに道楽の広報担当者に話を聞いたところ、名前を持つカニはごく少数だと明かした。
ムサシ丸の由来は...
担当者によれば、新宿駅前店のカニにムサシ丸という名前が付けられたのは25年ほど前。
会社内で「カニの看板に名前を付けてはどうか」という企画が上がり、一般から名前を募集したという。
「(店の入っている)テナントビル名が武蔵野館でもあり、また、相撲力士の武蔵丸関が強かった時代でもあり、その当時の新宿駅前店の店長が丸山ということで応募の中から選び命名した経緯がございます」(かに道楽広報担当)
では、他に名前を持つカニは居ないのだろうか? 記者の問いに、担当者は答えた。
「千葉駅前店がございます」
千葉駅前店のカニの名前は「ふじお」。なお同店は千葉市中央区富士見にある。
ムサシ丸とふじお以外のカニたちに、名前はつけていないそうだ。