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「洗濯バサミの神が、降りてきてます」 太陽光を味方につけた「洗濯バサミフォトグラフ」がカッコイイ

藤本 仁

藤本 仁

2023.05.26 17:00
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白いキャンバス上に現れた、絵のように印象的な光景がツイッター上に投稿された。

身近な日用品がグッと魅力的に感じられるその1枚を、読者にもご覧いただこう。

洗濯バサミと虹の美しい共演(画像は洗濯バサミフォトグラファー・岡本なう@okaphotoartさんのツイートより)
洗濯バサミと虹の美しい共演(画像は洗濯バサミフォトグラファー・岡本なう@okaphotoartさんのツイートより)

扇状に並ぶ5色の洗濯バサミ。その下に、綺麗な虹が掛かっている。

2023年5月23日、この写真をツイッター上に投稿した岡本なう(@okaphotoart)さんは、次のように呟いていた。

「これは、キャンバスの上にのせた、
本物の虹と洗濯バサミなんですよ」

一体どうやって撮影したのだろうか。Jタウンネット記者は24日、投稿者の岡本さんに話を聞いた。

「これぞ奇跡の一枚」

岡本なうさんは洗濯バサミの魅力を追求する「洗濯バサミフォトグラファー」。洗濯バサミを花や生き物に見立てたり、文字を作ったり、見たことがないような光景を生み出しているユーザーだ。

話題の写真を撮影したのは21年の7月。洗濯バサミの魅力を発信するツイッターのアカウントを作ってから、3か月ほどの頃だった。

どうすれば洗濯バサミを美しく撮れるのかを試行錯誤している時、ふと思いつき自宅の庭で試したものだという。

虹は水を入れた虫かごで作った。太陽の光を当てて、虹の生まれる角度をひたすら探したそうだ。

無事に虹が出たらキャンバスに映し、虹をイメージして選んだ透き通った洗濯バサミをその上に配置。虹の上に乗っているように見せた。

「本当は7色の洗濯バサミを選びたかったのですが、
この当時、イメージに合うクリアな洗濯バサミの手持ちが5種類しかなかったので、それを全て使いました」(岡本なうさん)
岡本さんが「宝石のよう」と表現した5色の洗濯バサミ。現在は手に入らなくなっているとのこと。(画像は再掲)
岡本さんが「宝石のよう」と表現した5色の洗濯バサミ。現在は手に入らなくなっているとのこと。(画像は再掲)

なお、このような写真を撮影できたのは一度のみ。自然光を使っての撮影であるため、日差しの強さや太陽の位置など、様々な条件が揃わなければならないのだという。

限られたチャンスを見事に掴み取った美しいコラボに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「これぞ奇跡の一枚 洗濯バサミの神が、降りてきてます」
「スッゲー🤩綺麗なうえに頭使ってる」
「2023年上半期 ベスト洗濯バサミ フォトグラフィック賞」
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