「学校をサボって時間をつぶしていた中2の私。制服で横になってたら、見知らぬおじさんが『君をここで見つけた以上...』」(千葉県・30代女性)
20年以上たっても思い出す
私はおじさんに深く頭を下げて、公園を出ました。振り返り振り返り、手を振りました。おじさんも私が見えなくなるまで、公園の入り口で手を振ってくれました。
家に帰ると、「今日も来ない」と学校から連絡を受けていた母が、笑顔でいつも通り「よく帰ってきたね」とだけ言ってくれました。
真夏の暑さと除草の青い草の香りは、20年以上たっても、あの日のおじさんの優しさと冷たい麦茶の美味しさ、母の笑顔を思い出させてくれます。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko[a]j-town.net、[a]を@に変更)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)