これは完全にアブダクション 「UFO」の存在を確信しちゃう1枚が秋田県で激写される
宇宙人の存在を確信せずにはいられない「決定的瞬間」が激写された。
白いオオカミが、宙に浮いている。全てを悟ったかのような表情で上空へと吸い込まれていく様は、まるで成すすべもなくUFOにアブダクションされているかのよう。
こちらはオオカミ専門クリエイターサークル「Lucuses」所属のオオカミ写真家・ルー・ガルー(@garou_wolfphoto)さんが2023年1月16日に投稿した写真。
SF映画のワンシーンのような光景にツイッター上では、1万9000件以上のリツイート、7万4000件を超える「いいね」(2月2日朝時点)のほか、
「キャトルミュティられてるwww」
「誰か助けてあげないと~」
「いや、帰るところなんじゃないかな...」
といった声が寄せられている。
この時、いったい何が起こっていたのか。Jタウンネット記者は18日、投稿者のルー・ガルーさんに聞いた。
ユキヒョウの親子が追いかけっこをしていると...
ルー・ガルーさんによると、話題の写真を撮影したのは大森山動物園(秋田県秋田市)。白いオオカミは「ホッキョクオオカミ」というオオカミの亜種で、「好奇心旺盛な一面があるようです」。
撮影時も、好奇心から隣に展示されているユキヒョウが気になり、ジャンプしていたという。捉えられたのは、その瞬間だった。
「オオカミと言うと恐ろしいや怖いといったイメージがあると思いますが、実際はそうでは無いんだよと言えるような写真が撮れたと思います」
「クスッと笑える一枚になっていたようで光栄です」(ルー・ガルーさん)
同園のオオカミ担当の獣医師にも話を聞いたところ、大森山動物園では3匹の若いホッキョクオオカミを飼育している。 写真のオオカミは1歳のメス、ニッキー。とても好奇心が強い性格だという。
そのときの気分次第だが、飛び跳ねる姿は毎日のように見かけるとのこと。
「隣で展示しているユキヒョウの親子が追いかけっこをしている際は、気になって飛び跳ねることが多いように感じます。ほかには遊びで高い木の枝を噛もうとする際に、真上に飛び上がる様子を見ることができます」(同園のオオカミ担当の獣医師)
オオカミは身体能力が高く、写真の高さまでジャンプすることは造作もないそうだ。