「なるべく金貨でお願いします」 食券購入のハードルが高すぎる券売機が発見される
「食券購入のハードル高いぞ...」
そんなコメントと共に投稿された画像が、ツイッター上で注目を集めている。食券の購入なんてお金を入れて好きなボタンを押すだけのはずだが、何が難しいと言うのだろうか。
こちらは、東北地方南部在住のツイッターユーザー・774(@na74)さんが2023年4月2日に投稿した写真。「食券」と表示されたオレンジ色の券売機に貼り紙がある。そこには、赤と黒の2色の文字でこう書かれている。
「おつり不足なので
なるべく金貨でお願いします」
なんと、まさかの「金貨払い」システム。金貨なんて持ち歩いてないどころか、家にもないぞ! というか、紙幣より金貨のほうがお釣り必要なのでは!?(いや、きっと「硬貨」での支払いを、という意味なんだろうけど......。)
774さんが発見した「ハードル高すぎ券売機」に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「硬貨ならあるけど金貨は無いな...」
「ご飯を食べるのにゴールドを所持する必要があるとは、ハードルの高い食券売り場ですね」
「小判か? 小判なのか!?」
「金貨チョコでここはひとつ......」
Jタウンネット記者は3日、投稿について774さんに話を聞いた。
まさかの「使えない硬貨」判明
774さんが「ハードル高すぎ券売機」を発見したのは2日の昼、立ち寄った地元のラーメン屋さんでのことだ。食券を買おうとしたところで「金貨」の文字を目にし、思わず二度見してしまったという。
「その時は小銭を持っていなかったので千円札を使ったところ、普通におつりが出ました」(774さん)
その後、774さんは「いちばん金貨っぽい要素のある新500円硬貨を入れたらよかったのかな」と思いながらテーブルへ。
しかし、次のお客さんが新500円を入れて購入しようとしたところ返金され、店員に「新しい500円だめなんですよ~」と言われてしまっていたそうだ。
「心の中で『金貨ダメなんかい』とツッコミました」(774さん)
一応、日本円にも「天皇陛下御即位記念10000円金貨幣」や「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念10000円金貨幣」といった金貨は存在するが......読者の皆さんの中に、「試しに使ってみよう」という猛者はいるだろうか?