「レターパックでいかなご送る」は兵庫の春の風物詩 郵便局が販売する「専用ケース」は、毎年1万個も売れてます
2023.03.29 18:34
例年約1万個程度の需要
広報担当者によると、兵庫県の瀬戸内海沿岸地域で「いかなごのくぎ煮を送るなら」ののぼりが設置され始めたのは、2005年ごろのこと。
「それ以前から、この地域では地元の方々がご自宅等で炊かれた『いかなごのくぎ煮』を親戚や知人等へ発送されていたようです。また、阪神淡路大震災のボランティアの方々への復興の御礼としても、多く発送されていたようです」(担当者)
そこで、全国統一の料金で送れるレターパックのPRおよび地域特産品であるいかなごのくぎ煮を全国に広める地方創生の取組の一環として、のぼりを作ったという。
また、郵便局では利用者の要望に応えて「いかなごのくぎ煮」を送るための専用ケースやシールといったグッズも販売。こちらも2005年頃から始まったサービスとのことだ。
「(いかなごのくぎ煮は)基本的には各ご家庭で手作り頂いたものを承っており、封入容器については例年約1万個程度の需要を頂いています」(担当者)
レターパックで現金送れはすべて詐欺。「レターパックでいかなご送るよ!」は兵庫の春の風物詩。
Jタウンネットの編集長は姫路市出身なので、「レターパックでいかなご送れ」って言ってみようかな。