「被災地での避難中、トイレを借りに入った民家。水も食料もない空腹の中、『家族のためのおにぎり』がとても美味しそうに見えて...」(福島県・40代女性)
数年後、再び家を探したが...
震災から数年後、立ち入りが可能になった後、どうしてもお礼を伝えたくて、うろ覚えの記憶を辿りながらお世話になったお家を探したのですが、たどり着くことができませんでした。
もう一度、きちんとお礼を伝えたかったです。
頂いたおにぎりとご家族の優しさは、今でも忘れていません。
ありがとうって、直接伝えたいです。
そのご家族以外にも、震災当時は、本当にたくさんの方に助けて頂きました。
見ず知らずの方、親友のご両親、勤務していた企業の社長や上司・従業員、転勤先で知り合った方......語りつくせません。
今の私が生きているのも、出会った方々のみんなのお陰だと言っても過言ではありません。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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