ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

大僧正と呼ばせてください... 大雪の中の「柳田国男像」がなんだかとっても有難い

Met

Met

2023.02.19 20:00
0

2023年2月の、ある寒い日。日本民俗学の父・柳田国男を「大僧正」と呼びたくなるような光景が目撃された。

雪が......!(画像は遠野市立博物館公式ツイッターより)
雪が......!(画像は遠野市立博物館公式ツイッターより)

こちらは、岩手県遠野市にある「遠野市立博物館」が、2月11日に公式ツイッターアカウント(@tonomuseum)に投稿した1枚。一面の雪の中、銅像がフード付きの白いパーカーのようなものを羽織っている。よっぽど寒いのかと思いきや......よく見ると白いパーカーではなく、体を覆うように雪が積もっているのだ。

Jタウンネット記者が15日、同館で学芸員を務める長谷川浩さんに話を聞いたところ、この銅像は岩手県遠野地方の民間伝承などをまとめた「遠野物語」やその著者である柳田国男氏などをテーマとした観光施設「とおの物語の館」内に設置されている氏の銅像だ。

博物館公式ツイッターでは、博物館や周辺のスポットの情報も随時掲載しており、「とおの物語の館」のシンボルでもある柳田国男像の写真も、紅葉の時期や雪が降った際など季節の話題とともに定期的に投稿しているという。注目された「雪かぶり柳田国男像」も、11日の9時ごろに博物館スタッフが撮影したものだ。

長谷川浩さんによると、当時の遠野は今季一番の大雪だったそうで

「博物館の受付スタッフが施設の除雪をしているときに雪を被った柳田国男像を見て、いつもと違う姿に驚き、面白いと思い写真を撮影したそうです」

と撮影に至った経緯についても語ってくれた。

冬ならではの「イメチェン」をした柳田国男像に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「なんか偉いお坊さんみたいになっとる...」
「先生の三角帽子、似合ますよー!」
「『タケノコ派です。』」

斬新すぎる身だしなみに、賞賛(?)の声が多く寄せられている。(ライター:Met)

2月20日15時11分追記:文中の表記に一部誤りがあったため修正しました。

PAGETOP