「生命を感じます」「色とりどりのキャンディーのよう」　運河にかかる橋から見えた「川崎の工場夜景」が美しい

まるで遊園地かテーマパークのような雰囲気が漂う夜景が、ツイッター上で注目されている。

一体どんな夜景なのか。実際の写真が、こちらだ。

こちらは、神奈川県在住の写真家・りる（＠cllriL）さんが2023年1月30日に投稿した写真。

まるで色とりどりのガラス細工が立ち並んでいるかのような建物群は、光に照らされた工場や船――美しい工場夜景である。

2月5日、Jタウンネット記者の取材に応じたりるさんによると、写真は神奈川県川崎市に流れる千鳥運河にかかる「千鳥橋」の上から撮影したもの。

京浜工業地帯の中核である川崎の臨海部は、夜間には綺麗な工場夜景が見られる場所としても有名だ。川崎市観光協会の公式サイトによると、屋形船に乗って海上から夜景を楽しむ「屋形船クルーズ」や、バスに乗って陸から夜景を楽しむ「工場夜景バスツアー」といったツアーも用意されている。

りるさんは、そんな川崎の工場夜景を撮りに向かい、「ここ良さそうだな」と千鳥橋の上を撮影場所に選んだという。

フィーリングで見つけた場所は、抜群の撮影スポットだった。りるさんは「カメラを向けてよかったと思えるほどの景色でした」と振り返る。

たなびく煙と水面に反射する滑らかな光が印象的な1枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「色とりどりのキャンディーのような美しさ」
「川崎の工場群の美しさ。昼夜なく動く工場にも生命を感じますね」
「初めて見た時は日本にこんな場所が存在するのかと驚きました」