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仁義なき「アオハル抗争」か? 巨大看板で互いの店舗を隠し合い...「青山 VS はるやま」の噂に反響「全然紳士的じゃなくてわろた」

藤本 仁

藤本 仁

2022.12.08 18:02
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合戦の真相は...

それぞれの店舗がいつできたのか。そして、青山の看板はどのタイミングで作られたのか。取材の結果わかった時系列は以下の通りだ。

2002年12月7日 洋服の青山 高知野市店、オープン
2003年10月25日 はるやま 高知野市店、オープン
2004年春 洋服の青山 高知野市店、2枚の巨大看板を設置

そして、「洋服の青山」を運営する青山商事の広報担当者は2枚の巨大看板について、「はるやま」を隠すためのものではないと説明する。「洋服の青山 高知野市店」と「はるやま 高知野市店」の位置関係は、ピッタリ隣同士というわけではなく、間に道路を挟んでいる。なので、巨大看板があってもその道を通る人にはどちらの店舗の看板もしっかり見えているという。

その上で、担当者は巨大看板設置の理由を「南側にあって東西に走る主要幹線道路と北側の住宅地からの視認性を高めるため」だと述べる。

特に重視しているのは、南側から見えるかどうか、のようだ。同店舗は交通量の多い国道55号から北側に折れ、少し奥に進んだ場所に立地しているため、そこを走る車からも認識できるように大きな看板を作ったという。。

記者がGoogleストリートビューで確認してみたところ、確かに青山の巨大看板は南東からも南西からも、数百メートル手前の地点で認識することができた。

それはもう見事なもので、店舗上の看板が他の建物に隠れて見えなくなってしまっている位置からでも、巨大看板の青い部分が屋根などの上からちょこんと顔を出す。かなりの計算の上でこのサイズに決めたのではなかろうか。

なお、「紳士服のはるやま」を運営するはるやま商事は、店舗のオープン日以外の回答は差し控えるとのことだった。

まあ、大きな建物が2つ並んでいるワケだから、どこかで重なってしまう角度もあるだろう。しかし、店のちょっと前までくればどちらもしっかり見える。2店舗ともしっかり約20年続いているというのは、特に問題ないということの証左なのかもしれない?

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