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地酒35種類のサーバーがずらり! 「のんべえの夢」みたいなスポットが、水戸駅に爆誕していた

井上 慧果

井上 慧果

2022.11.12 20:00
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1杯からでも気軽に飲める

「いばらき地酒バー水戸」の設置者は茨城県産業戦略部・技術革新課・地域産業振興室。取材に応じた同室の担当者は、スポットの狙いについて次のように説明する。

「茨城には『全国新酒鑑評会』で金賞を受賞するなど、美味しいお酒がたくさんあります。
しかし他県と比べるとその認知度が低いので、茨城のお酒の魅力を県内外の多くの人に伝え、知名度とブランド力の向上をはかるため、『いばらき地酒バー水戸』を設置しました」

「いばらき地酒バー水戸」が最初にオープンしたのは2019年。しかし、「駅の自由通路に面していて入って飲みづらい」という意見や「その場で購入したい」という意見を受け、2022年11月1日にみどりの窓口横にリニューアルオープン。店舗を広くし、常時県内35蔵35銘柄の日本酒を試飲できる飲食エリアに加え、地酒を購入できる物販エリアも設けた。

気軽に入りやすくなった(画像は再掲)
気軽に入りやすくなった(画像は再掲)

飲食エリアのサーバーは、カウンターで購入できる専用のコイン(1枚300円)を投入すると、おちょこ一杯分の日本酒が注げるという仕組みだ。窒素ガスの充填により、酒の品質を低下させず、いつでも開栓直後のような美味しさを味わえるという工夫もされている。

また、試飲だけではなく、県内産の食材を利用した食事の提供や地酒とのペアリングの提案も行っている。現在はまだ一部メニューのみでの営業だが、今後、ランチタイムの食事やカフェタイムのデザート等も増えていく予定とのこと。

専用コインは1枚からでも購入可能なので、電車に乗る前に1杯だけ試してみる、なんてことも可能。水戸駅を使う時にはぜひ立ち寄りたい場所だ。

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