「傷だらけの『オバケみたいな顔』で小学校へ。男子たちにからかわれる私を、クラスの人気者が...」（東京都・30代女性）

「顔のことを何も言うな！」

思いっきりジャンプし、一瞬飛んだかと思いました。

しかしそれも束の間、服がジャングルジムに引っかかっていたようで、私はそのまま頭から落下し、地面に顔を強打したのでした。

幸い大けがにはならなかったものの、顔中にすり傷ができ、病院で赤チンを塗りたくられ、完全におばけのような顔に。

翌日小学校へ行くと、友達はびっくり！　「なんだそれ～」とからかってくる男の子もいました。

私は椅子に座り、ただ困っていました。すると、クラスの人気者だった1人の男の子が両手をひろげて私の前に立ち、大きな声で叫んだのです。

「顔のことを何も言うな！」

赤チンが消え、傷が治るまでしばらくかかりましたが、彼が守ってくれてからは、誰も私の傷をからかうことはありませんでした。

あの時はありがとう。

ピンチの時に現れた「私のヒーロー」との出会い、聞かせて！

絶体絶命のときに救ってくれた、辛いときに励ましてくれた――あなたに、そんな忘れられない「ヒーロー」は、いるだろうか？

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（※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください）