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「法事の帰り、足の悪い老人に席を譲った喪服の私。離れた場所で立っていると、彼の妻が...」(千葉県・60代女性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.10.05 11:00
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「私たちはそんなに長く乗らないから......」

しばらくすると、おばあさんのほうがこちらにきて、話しかけてきたのです。

「私たちはそんなに長く乗らないから、あなたが席に座って」

きっとおばあさんは、私の顔色が悪いことに気づいてくれたのだと思います。

その時の私は......(画像はイメージ)
その時の私は......(画像はイメージ)

実はその時、私は体調が悪かったんです。子供を産んでから体が弱くなり、遠方への外出はとても辛くて......。それに心配事もあり、精神的にも本当に疲れていました。

そんな時、見ず知らずの方がとっても優しく声を掛けてくださったのが嬉しかったです。

その方の品のある言葉、心配そうなお顔、今でも覚えています。私もその方のように歳をとっていきたい。愛情ある人間でいたいと思いました。

今でも忘れられない人はいますか?

Jタウンネットでは読者の皆さんの「忘れられないあの人」との思い出を募集している。

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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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