「予定の無い休日になると、襲ってくるひどい焦燥感。ダラダラゴロゴロ過ごすためには、どうしたらいい?」【自己防衛おじさんのお悩み相談室】
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回お悩みを相談するのは、会社員のHさん(東京都・50代女性)。
子育てを終え、趣味に仕事にと充実した日々を過ごしているが、予定のない日に何もせずに過ごしていると、どうしようもない焦燥感に襲われて......。
読者のお悩み
いつも楽しく見ています。悩み相談があります。私は国際離婚しているシングルマザーOLです。
子供達は成人して、今、私は独り暮らし。平日は会社に行き、その合間で趣味のライブに行ったり、習い事の空手に行ったり、あちこち動いています。
そうしますと、予定がない日に何もしないでゴロゴロしていると「とても罪深いのではないか」と思ってしまうのです。そんな時は部屋の片付け等をすれば良いかも知れませんが、片付け・掃除はちょっぴり苦手で、なかなか出来ません。
これまでの人生、色んな事が起きてもうじゅうぶん頑張ったし、平日は仕事をしているし、時々趣味や習い事もしているので、客観的に考えると「たまにはダラダラゴロゴロしていても良い」とは思うのです。それでもダラダラゴロゴロしていると「私、何にもしていない...!」「大変だ...!」とすぐ焦燥感でいっぱいになってしまいます。
どうしたら、この悩みを解決できるか、アドバイスを頂けますでしょうか。宜しくお願い致します。
Hさん(東京都・50代女性)
自己防衛おじさんはHさんに、どんなアドバイスを送るのだろうか。
無の時間で心を育て、整えて「自己防衛」を
自己防衛おじさんの回答
早い話が、エネルギーが余っている状態の様ですね。
出来ることが少なくなってくるのが「老い」ではありますが、しかし、あなたはまだまだ若い50代。やりたいこと・やれること・やってみたいことに片っ端からトライしてみるのも面白いかもしれません。
あなたはじっとしていられない性格のようなので、「家でのんびり過ごすことも大切だ」と説得することはなかなか難しいかもしれません。ですが、「ただ何もしない日」を生活に取り込むことは実は長い目で見ると大切だったりもします。
外に出て人と接する事で得られる知識や経験・気付きもありますが、孤独な時間を作って自分と向き合うことは、ご自身の想像力と不動心を育てる事にも繋がります。
そして、内観と反省、将来に向けた現実的な創造、仕事以外での社会奉仕などを模索することも、穏やかな無の時間――いわゆる「何もしない時間」に冷静に身を置くことでこそ可能になるはず。
だから「何もしていない」のではなく、自分の未来のために時間を使い「心を育て整えている」のだと考えてみてはいかがでしょう。
それこそがまさに目指すべき崇高な自己防衛ライフなのです。
今日という日が1年のうち最善の日になる様に、これからも過ごしてみてくださいね。
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